去年の春頃に ベイシティローラーズの レスが亡くなっていたなんて…
ひどい 失望感に襲われてしまった
Long long ago
高校生だった私はベイシティ ローラーズ コンサートのチケットを奇跡的に取り
学校へ 許可証を貰い(彼らに関しては これが当たり前だった)
その日へ向けて 着々と準備を進め
夢のような日々を過ごし
当日を迎えたのでした
ステージ前には ずらりと 何重にも並ぶ警備員さん 通路ごとにも隙間なく
警備員さんの列
見えない… たしか 前列47列目だった私は絶望的な気持ちだったが
「おじさん! 見えない!(17歳の力)」
大きい声が出ていた自分に驚く
苦笑いの警備員さん達
ウィウォントローラーズ チャチャチャッ チャッチャッ!
これが 出始めると もうじきなんですね
新聞社の腕章を付けた 男性が 「ねぇ みんな なんて言っているの?」
なんて 呑気に聞いてきたので
心臓が飛び出しそうになっていたけど教えてあげました
警備員さんが小さくしゃがみ込み 視界は開けた
彼らが 出て来る
げっ 小さい!小さすぎる!
眩しいライトの中で歌う彼を 力いっぱい応援し
すべてが終わると
タムが いそいそと コードを巻き取る手伝いをしていたっけ
アンコールは なかった
体から湯気が立ち上がり ぐったりと 初めてイスに座った
帰りの電車は 友達と たわいのない事を話していたような気がする
駅へ着くと 心配した母が寒そうに 待っていてくれた
夢からさめたような気持ちになって
家へ 帰った
次の日 先生が 「TVでニュース報道を見ていましたよ
あなたが 失神しないで無事 帰ってきて 良かった…」
私は ベイシティローラーズが 今でも 大好き

今夜は MY RISA を聞きたいと思っていたので
余計に悲しかったです
(自分の名前が RISAではない事が悔しかった)
奥様の ペこさん 本を出してくれてありがとうございます
序章は2ページで 後は とてもではないが読めなくなりました
ぺこさんの生い立ちや 二人の生活等は
なんとか読み進める事ができましたよ
それでも かなり辛かった
いつか読破できる日が来るのだろうか?

「ミナサンガ ダイスキ デス」
眩しいライトの中で輝いていたレスは
私の永遠の 王子様です
by母さん
2022-03-13 16:14:25
R4,庄治郎日記 3月
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