R6 庄治郎日記 9月
本日は 義母 タキさんの
節柄 親族だけの 小さいお葬式でした
お棺に納められ 優しくなった顔以外を
みんなで花いっぱいに してあげると
もう 孫もいる 大きい体の 甥っ子たちが
鼻を赤くして 泣いている様は
なんとも 暖かいもの でした
少し 困ったのは 礼服で 義姉は 人生一番に痩せ
私は 人生2番目に 肥えて しまったので
二人で 箪笥を探ると
義姉には 私の 礼服を
娘には 人生一番痩せていた頃の私の礼服を
私は タキさんの礼服に なった次第です
タキさんから 譲り受けた ネックレス 二つは
とうに娘 二人に 譲り
それを 身に着けた 白く 細い 首で
主張する事なく 上品に輝いていました
仲良く並んだ姉妹の 姿を 誇らしく思う私
下の世話もいらず 認知症にも ならず
お針を使い 縫物をする
私を心配し 率先して 皿を洗い
申し訳なさそうに 薬を もらってきて欲しいと言い
回りの人たちの 体を心配していました
103歳 天寿を全うし 安らかに
眠りにつきました
タキさん ありがとうございました。
by母さん
2024-09-25 20:57:16
コメント(0)
古い 集会所は たちまち 壊され 更地になり
そこだけ ぽっかりと 空いて いましたが
草は 力強く伸びて行く中で
見慣れた かわいい
あさがおの花が 顔をのぞかせる
朝日の中で 凛として咲く あさがおに
励まされました。
by母さん
2024-09-09 08:42:07
コメント(0)